平たく言うと、「私の不動産の名義が不正に移転されそうになっています。」という法務局への事前申出。
一度法務局にこの情報が出されてしまうと、その後、その不動産に関する登記申請がなされた場合、チェックが入ります。
つまり、法務局は「名義人から、自分の登記が不正に移転されそうになっているという相談があったので、登記申請がされた際は、今回出されたその登記が不正ではないか、慎重に確認、調査」する必要がある、となってしまいます。
法務局は、当事者の一方が「不正登記が出されそうになっている。」と相談を受けた以上、当然、問題がないかをよくよく確認しないと、賠償責任などを問われてしまう危険があります。