改正貸金業法の完全施行  総量規制

来週の6/18に改正貸金業法の完全施行が行われます。今まで業者からの借入額には上限はなかったのですが、借入額の上限が年収の3分の1に制限されます。
これにより、これ以上金銭を借りられない人たちが出てくると言われています。多重債務者といわれている人たちは、他の業者から借入れ、それを他の業者の返済に充てている「自転車操業」をしている人が大半ですが、その「自転車操業」ができなくなってしまいます。その結果、最終的には支払が出来なくなってしまい債務整理をせざるを得ないと言われています。
総量規制の完全施行により資金を回すことが出来なくなった人は、1人で頑張らず債務整理を検討した方が精神的にも良い場合があります。
ただし、債務整理に着手すると、基本的に借入が出来なくなるので、ご自身の給料や年金の範囲内で生活しなくてはいけなくなります。生活に対する考え方を変えていただくことになります。生活を変える勇気も必要です。
 

PAGETOP