実例(過払金)

自己破産 女性Aさんの状況

70代女性。旦那と別居状態。長年契約社員としてデパートに勤務していた。定年退職を迎え借金5社の返済ができなくなってきていた。業者の中の1社については、長年の間、不誠実な態度による取立に困り果てていたようであった。
最近、債務整理による解決がテレビCMにもなっていることに注目し、娘に自身の借金の現状を相談した。娘が様々な情報を集めたところ、Aさんには「過払金」が出るのではないかという見通しを立てることができ、地元八王子の司法書士事務所に相談することを決意した。ただ、相談すること自体を暫く躊躇してきたこともあり、余計な返済を行ってきたようであった。

自己破産 受任そして借金問題解決へ

<初回相談で>

本人は世間体も気にしていたようで、「誰にも相談できなかった。」とのことである。相談を受けた際、本人が一番心配していた事は、「司法書士が業者に介入通知を出すと、業者から自分に仕返しの電話等がくるのではないか?」ということのようであった。そこで「司法書士が介入すると、業者は本人に直接取立の連絡をすることができなくなる。」点をじっくりと説明した。

<定期面談で>

債権調査、引直計算をしたところ、5社全部の業者から「過払金」が生じる事が判明した。
あとは取り戻すだけになった。定期面談の際に説明すると、「本当にもう払わなくてもいいのですか?業者から何も言われませんか?」この質問の繰り返しだった。
当職受託後、業者から全く連絡が入らなくなったこともあり、次第に安心した面持ちになってきた。
数ヶ月して「毎月、支払をどうしようか?と悩んでばかりいましたが、すっかり安心しています。こんなに安心して眠れるのは何十年ぶりでしょうか。」と定期面談の都度、毎回感謝の言葉をくださった。
過払金返還請求訴訟も順調に済み、回収した過払金から即座に本人に送金したので、本人も債務整理が本当に終わったことを実感できたようである。

<その後の生活>

平穏な日々を取り戻したようである。すっかり生活が落ち着いたとおっしゃっていた。

<事務所からのコメント>

躊躇せずに相談してみてはいかがでしょうか。もう返済する必要がなくなるかもしれません。ご高齢の方で今もお一人で返済を頑張られている方は、親族の方に相談することも解決につながる第一歩かもしれません。残りの人生を無駄に過ごさないようにするためにも問題を抱えないでください。

 

 

自己破産 女性Bさんの状況

30代女性。一時期、都心のホストクラブでお金をホストにつぎ込んでしまった。ホストクラブで「クラブに来るお金がない。」と言うと、ホストが消費者金融を紹介するとのことだった。Bさんも、その紹介をもとに消費者金融から借りてはクラブに通っていた。
当時負債が数百万円あったが、後に結婚した今の旦那がすべて支払ってくれて負債を帳消しにしてくれた。完済した取引について過払金が出るかもしれないことを知人から教えてもらったが、しばらく相談を躊躇していた。消費者金融の倒産、合併、整理が進む中、早く返還請求をしておかないと過払金の回収ができなくなることを危惧し、当事務所に相談。

自己破産 受任そして借金問題解決へ

<初回相談で>

取引年数も長く、過払金が生じることが確実であった。すぐに過払金の返還訴訟を出す準備をした。

<定期面談で>

定期面談のうえ訴訟の進捗状況を報告した。

<その後の生活>

無事に過払金を回収することができた。「過払金は大切に管理します。」とのことだった。

<事務所からのコメント>

この方のように業者が倒産する前に早めに過払金の回収に着手してください。

 

過払金返還請求と訴訟

過払金返還訴訟の流れ

過払金返還請求の流れ(訴外和解する場合)

過払金返還請求の事務所手数料

実例紹介(過払金)

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