無縁社会

昨日、NHK特集で「無縁社会」なるドキュメント番組を見ました。近年、生涯独身者、地域社会と全く接点がなく社会から完全に孤立する「無縁」生活者が増えている、という内容でした。これら「無縁」者は、死んでいても誰も発見してくれる人はいない、葬儀をしてくれる人もいない、埋葬される墓の場所もわからない、という何とも寂しい終焉を迎えるそうです。
プライバシーの保護、個人の私生活の平穏を重視するあまり、周りに人が生活してても周りの人と容易に接点を持つことが難しい。生活が便利になり、パソコン等を使えば人を介さなくても何でもできる・・・。つまり「人」と接しなくても特段の問題はない・・・。こんな社会になってしまったのでしょうか。
成年後見制度とも関係する問題で、非常に考えさせられる番組でした。
 

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