目の前で書類を書く

後見制度支援信託の指示が出された場合、一度我々職業後見人が親族後見人の方と共同で後見人に就任するケースが多いと思います。
就任後、実際に金銭信託をする際の手続きとしては、関係書類をすべて揃え、信託銀行にもよりますが郵送もしくは信託銀行の窓口で口座作成の手続きをします。職業後見人が信託の指示を受けていることから、一旦は職業後見人の名義で口座が作成されるのが実務上の取り扱いのようです。なので、我々職業後見人が、信託銀行の信託契約書等に記入をすることになります。信託銀行の静かな別室で、銀行員と親族後見人の方が見守る目の前で、黙々と書類を記入することもあります。ちょっと緊張します。
そういえば、試験問題を解答しているときもこんな感じだったことを思い出しました。不動産登記だけではなく、後見業務でも、こんな場面があるのですね。きわめて実務的な瞬間です。

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