介護保険負担限度額の負担見直しに基づく新制度が本年度8月1日から実施されます。
数年前、預貯金額による利用制限(預貯金要件)が導入されましたが、今回はその利用制限額である預貯金額をさらに下げ、利用できる人の範囲が狭められてしまったようです。
一方で、食費の負担限度額は一部の範囲で限度額が上昇しているようで、個々人において改正のメリットがあるかどうかは利用状況からの判断になると思われます。
説明書きを読むと、「負担の公平性」と「制度の持続可能性を高める観点」という文言があります。預貯金がある方には相応の負担をしてもらい、制度の維持をはかるということでしょうか。
介護保険サービスが、必要な人に過度の負担なく存続されれば、それはいいことです。